浅煎り専門店自家焙煎珈琲
SPECIALTY COFFEE BEANS No.13
バリスタ 野口さん
Before
【戦後間もない物件】
左の写真は店舗改装前の空き家。
1945年の戦後間もなく建てられたという物件。
不動産担当者によると、ボロボロで倉庫にしか使えないと諦めていたとのこと。
【レトロな雰囲気の内部】
数年前まではヤマザキストアとして利用されていました。内部はお店のレトロな雰囲気が残っています。
After
【スタイリッシュな空間に】
2021年1月に浅煎り専門 自家焙煎珈琲SPECIALTY COFFEE BEANS No.13がオープンしました。
先ほどの店舗を改装して、ブラックを基調にしたスタイリッシュな空間。
【備え付けの棚もひと工夫】
備え付けの棚はコーヒー豆を販売する陳列棚として。
【大きな窓から差し込む明るい光】
野口さんはバリスタをやる前からコーヒー専門店の店を持つことが夢でしたが、さまざまな状況により、働きながら土日だけオープンすることから始めました。
そのため、できるだけ安い物件を探していたとのこと。
インターネットで6年間探してようやく、この物件を見つけました。
この物件、賃料1ヶ月4万円と格安です。
-
この物件に決めたポイントは?
街や建物の雰囲気と周辺の人が応援してくれているところです。
-
改装期間はどのくらい?
DIYで4ヶ月かかりました。解体が特に大変でした。
ちょうどコロナの時期で木材が高騰していたため、
全部で50万円くらいかかりました。 -
古民家・空き家の良さは?
この建物はもともと人が住んでいた場所なので、地域に密着しているところが良かったです。商売感を感じさせず、地域の方々とコミュニケーションが楽しめることです。1年経つと、お子さんが大きくなったりと、長く地域の人と関わることができるのも楽しみの一つです。
-
夢を叶えたい人へのメッセージ
店を始める前は生き残るのが大変だと思っていました。でもミニマムで始めることができれば黒字。格安な空き家を活用して固定費を抑えることができます。
土日でもやりたいと思えば、開店することが大切です。
少しでも行動をするとやる前よりも自信がついてきます。
開店したら、それで終わりではなく、もっとやりたいことや夢が広がります。
今後は、現地に買い付けに行ったり、多店化を目指してさらに頑張りたいと思います。